はじめに…
残念ながら、プラ板で作ってしまうと、自作パーツ扱いとなります覆ってあるだけじゃないんですよ…
〇ンモン氏からご指摘をいただいて「目からうろこ」だったのが
パーツケースなどから作ればいいという事です
(現時点で製作はしていませんが^^;)
ワタシのホームページ開設に先駆けてぱいろんさんのところで発表させていただきました。
制作についての具体的な画像も豊富ですのでそちらもご覧下さい。
こちらでは、さらに詳しい解説をさせていただくことにいたします。
この加工は、直接速度のアップにはつながりません。
気に入ったシャーシを長く使うための補強です。
「スピード命…」に走るのも良いでしょうが、1台1台を大事に使いましょう。
また、危険のともなうような加工ではありませんが、加工は個人の責任で行ってください。
こちらでは、まだすべてを説明しきれていない部分もありますので、追加しておきます。デルタ・ボックス・バンパーについて…
ほとんどの方々がバンパー両端に注目されたと思いますが、
ワタシのデルタバンパーにおいて、もうひとつ強度に関係する要素があります。
それは、プラ板とフロントギアケースとの突き合わせ部分です。
前からの衝撃を最終的にはギアケースで受け止める構造であり、
この突き合わせが、プラ板の剥がれをくいとめ、
さらに、バンパー全体が持ち上がるのを防いでいるのです。
このページの 最後にある「※2枚で制作する理由…」にある1枚モノにおける剥がれの原因は、
おそらくフロントギアケースに突き合わせていないからでしょう。
カッコイイ名前(…とワタシは思う)ですが、要はバンパーの形に合わせて、では… なんで『デルタ…』という名前なのでしょう?
タミヤどのの1ミリのプラ板で蓋をしただけのモノです。
ワタシはスーパー1シャーシ用、ニューFMシャーシ用の2種類をメインにしています。
松原きょーじゅは、TZシャーシ用のデルタを完成させました。
え〜っと、タイプとして『デルタ1』『デルタ2』『アイアン・デルタ』とありますが、
左から加工難易度と強度が上がってゆきます。
図を見てもわかるように、プラ板を貼り付けると、そんなもんが何の役にたつの?
ちょうどバンパーの断面が三角形に近いかたちになるところからネーミングしています。
そもそも、フロント部分の首上がりを防止するためにひねり出した加工で、
お手本となっているのはバンパーのパテ埋めです。
パテ埋め同様シャーシを長持ちさせる加工として喜ばれています。
コース以外でゲシゲシ遊ぶ子供たちのマシンや、
ハイスピードからのコースアウトでフロントを壊す心配が減り、
せっかく馴染んできたシャーシを新品に買い換えるなどの無駄も省けます。
何といっても、その軽さと丈夫さが最大の特徴です。制作上での注意は?
また、バンパーを覆うという構造から、
デザイン次第でフロントウイングとしても機能させることができるはずです(うそ)
先程も申しましたが、まずフロント部分の首上がりによるコースアウトを防ぐことができます。
もう一つの意味は、メーカーには悪いですがシャーシの寿命そのものを延ばすことができます。
ワタシ自身があとから気付かされたというのもありますが、
バンパーそのものの強度が上がりバンパーと言う名のとおりの機能を果たしてくれます(涙)
ワタシは1ミリのプラ板を使用しておりますが、子供には固くて加工が難しいようです。※2枚で制作する理由…
初めて加工される場合は 0.5ミリのプラ板で加工してみて、経験を積むほうが良いかもしれません。
接着剤は『セメダイン社の超速瞬間ゼロタイム(黄色いボトル)』をお薦めしています。
(市販されているのが、黄色、青色、緑色の3種類があるのを知りませんでした)デルタ2、アイアンデルタのプラ板が妙に曲がって見えますが、
2は前縁部分を、アイアンは前縁、後縁をそれぞれライターであぶって
バンパーを覆うよう接着後に加工したものです。
ほかの方からの制作のアイディアでアイロンを使ってプラ板を曲げる
という『アイロンデルタ』というのを紹介されました。(一本とられました :-p)
なぜ2枚なのかという理由ですが、
2枚重ねて加工すれば左右対象のものを作るのが簡単であることと、
この加工で一番しっかり接着してほしい部分がローラー取り付け穴付近だからです。
1枚での制作では、削るのに失敗したらそれでオシマイですから、自然と2枚に分けました。
ローラー取り付け穴付近は接着面積が稼げますし、コーナーで一番衝撃を受けている部分でもあります。
1枚ものでももちろんかまいませんが、密着度の関係でしょう…
実際にこの付近から剥がれるという報告もあります。