イラスチックモデルギャラリー

コレは「フロンテクーペ」ちゅうスズキ自動車の1971年に発売された軽自動車です。通な人は「えるしーとーだぶる」と呼びます。排気量は356cc(昔の軽自動車規格)で、バイクみたいな2サイクルの3気筒エンジンをリアに積んでいます。軽自動車としてはスーパーカー並の豪華さで、弾丸タイプのミラー、バケットシートもどきの椅子(追突されると簡単に折れ曲がった)、チルトハンドルもどき(固定するのがたいへん)、6連メーター(時計はすぐ壊れる)、フォグランプ、天井には温度計とブルーに輝くイルミネーションランプなんちゅうモノまで装備(笑)、エアコンなどという贅沢なものはオプション。当時画期的な三角窓を廃した代わりにライトの部分からエアを取り込んでサイドのベンチュレータから噴き出させるというのはスタイルを優先したから…。
エンジンキーを捻ると、その独特なエキゾーストノーズが背中から聞こえてきて、ファントゥドライヴです。
いい気になって走っていると、たまにギアが抜けちゃったりして…
雪の日は、ボンネットに積もりっぱなしで、たまに雪かきしないと前が見えなくなるんだよなぁ。

売り出しのキャッチフレーズは「二人だけのクーペ」。かっこいいねぇ〜
初めは2人乗りだったんですが、あとから2+になりました。
イラストは2+になった方の物です。
違いがわかるようならかなりの通ですねぇ〜^^