いじくってると出てくるヒント


タミヤ製ミニ四駆シャーシというのは実に良くできています。
ここでは、良い事も悪い事も混ぜて、その色々な発見を掲示します。

フローティング…? 98/07/30

エアロミニ四駆(スーパーXシャーシ小径)には
水色の超速ギアが付いていますが、ちょっと回りが悪いんですよね。
原因がよくわかってないんですけど、頭にきたのでギアのボスを
切っちゃうという暴挙に出ました。
カッターの刃をギアにあてがって切るのですが、ギアをガイドとして利用します。
またそのままではとても危険な作業なので、
必ずカウンタギア用のシャフトを入れたままの状態で切るようにしてください。

うまく切れたら620ベアリングなどを入れると「半フローティングギア」の完成です。


スーパーX… 98/07/24
はじめから速いというウワサのスーパーXシャーシ。
長く走らせているとプロペラシャフトの受け部分が当然削れてくるのは
どのシャーシでも同じなのですが、スーパーXの場合には、
それが進行するとシャフトを中間で受ける部分がどんどん増えてきます。
プロペラシャフト自体が初めから曲がっている場合はそれらに触れるのが
早くなり 速度に影響が出てきます。
あなたのスーパーXシャーシのプロペラシャフトを一度はずしてみて、
チェックしてください。
まず、モータ側の太い部分から接触が始まり、フロント方向へ接触面積が増えてきます。

これに対処するために、まずは疑わしい部分にグリスをつけちゃう事です。
もし、削れてしまっていたら、その部分をカッターやヤスリなどで削ってしまうか、
曲がっていないプロペラシャフトに変更してください。


マックスブレーカー… 97/12/07
スーパーXシャーシというお名前のシャーシです
何がスーパーで何がXなのかはわかりませんが(笑)
フロントの強化をやっと取り入れてもらえましたね(^^)
標準で弓FRPを逆に付けられる仕様になっていますし、
他にもGUPが出るようでとても楽しみです。
某関係者さまから、いち早くこのマシンのイメージ図面を見せていただいた時に
『本気で考えたんだねぇ』と思いました。

タイガーザップ… 97/11/26
これは… ボディの設計ミスでしょう。
フロントギアケースのギアの見える右側のカバー部分が、見事にボディと干渉しています。
タイガーザップ専用のシャーシになってしまいますが、ギアケースを削ってみました。
しかし、それだけでは済みませんでした。
他にリアのローラーマウント穴の右側もギアケースに干渉しています。
このままではボディマウントする際のネジさえも干渉してボディがさらに右上がりになってしまうはずです

そこで、個体差があるので、どのように当たっているかを調べます。
そのためにとても便利なのがユニの『ポスカ』です。
ま、アクリル塗料でも良いのですが、乾くのが遅いですし、
乾いても干渉している相手側にも写りますので、
それらしい位置に塗って普通に組み立てて、少し力を掛けてやると
簡単に干渉部分を知ることができます。

でも、両方とも削ってみたら左右にバクバクしてしまいました (^^;
お得意の「ステープラ」で細工をしてみましたが、なかなか押さえ込めません。


ちょっと弱いな…TZ 97/06/18
サイドガードまわりが駆動系統に影響を与えているのをご存じ…?
たまたま、微妙に曲がっているプロペラシャフトのキットに当たったのですが、
ぜんぜん当たりが出ないんです。
要は3点支持のプロペラシャフトの中央支持部分の削れが遅れているだけなのですが、
電池を入れホルダを付ける前にスイッチを入れて、あとからホルダを付けると音がちがうんですね。
それで、気が付きました。

ここでちょこっとスーパー1… 97/06/15
スーパー1シャーシはもともとZEROシャーシを変更したものです。
金型で言えば3番のモノには、くっきりとZEROシャーシのなごりを残しているものがあります。
良〜く見ると、ZEROの床穴6つのうちの4つを塞いでいるのがわかります。
バンパー部分のデザインの変更のために、金型もスイッチ部分からの分割になっていますが、
のちに一体の金型に変更されています。
GUPのサイドローラーセットがZEROと共通して使える穴もZEROの金型の大部分を使ったからです。
…何が言いたいのかというと、この系統のシャーシの歴史が長いんです。それだけ… ^^;

スイッチまわりの比較… 97/06/13
えっと、さすがタミヤどの。組み立てしやすくする工夫が随所に見られます。
その最たるものがスイッチまわりです。
『どこが…?』っていうと、スイッチのプラ部品がどの位置にあっても、
きちんとフタができるようになっています。
ONとOFFの中間の裏側にその工夫が見つかるはずです。

『それが、どうした?』なのですが、
子供が組み立てることを想定していることにほかなりません。

スーパー1シャーシの場合、
説明図の位置にスイッチパーツを押さえておかないとつっかえてしまう場合がありました。

しかし、逆に分解しにくくしているのはなぜでしょう?(謎です)
スイッチのフタ部分はとても分解しにくいです。

爪部分を削れば柔らかくなるのですが…。
各パーツを分解するための治具をランナーに付けておく、
というアイディアを提案した事もあるんですが、実現されていません。


トップへ戻る