●タムテッカーな部屋 しょの1 ■《ボディラインナップ》 ■《タムテックRCの概要》 ■《まだ間に合うか?!》 しょの2 ■《さて、パーツの注文…》 ■《欠品レポート》 98/05/11 しょの3 ■《タムテックF1》 ■《さて、試走だ…》 しょの4 ■《微妙に違う各社コネクタ》 ■《ボールデフ:パラノイア製》 |
●トリップメーターな部屋 しょの1 ■《買ってしまいました》 ■《トリップメイトの概要》 《いざ、制作ぅ〜!》 しょの2 ■《ステアリングまわり》 ■《ギア比について》 ■《ボディの取り付け》 ■《試走しました》 しょの3 ■《欠陥克服っ!!》 ■《ステアリングリンケージ》 ■《次なるもの…》 |
●DTMerな部屋 しょの1 ■《買ってみました》 ■《DTMの概要》 ■《いざ、制作ぅ〜!》 ■《あとからわかったこと》 ■《タイヤのグリップ…》 しょの2 ■《いいぞ!DTM》> ■《ちょっと問題…》 |
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も く じ
(98/03/03) しょの1
(98/03/14) しょの2
(98/04/02) しょの3
(98/10/04) しょの4
タムテッカーなリンク(98/06/05) |
●タムテック(24分の1)Cカー
(48001) ポルシェ962C
(48002) ランチアLC2
(48003) BMW・GTP
(48004) マスタングGTP
●タムテック(24分の1)ロードモデル
(48005) フェラーリテスタロッサ
(48006) (ポルシェ961)
(48007) カウンタック5000クアトロバルボーレ●タムテックF−1(14分の1)シリーズ
フェラーリ643
(ロータス102B)
(マクラーレン)
スケールは24分の1。
タムテックには2種類のシャーシがあり、改良前のCカーシリーズ4種は116ミリのホイルベース、改良型ロードモデル3種ではボディに合わせて97ミリと104ミリのホイルベースが選べる。(※改良型:Cカーシリーズのリアの足回りを特に改良してある)
いずれもモノコックシャーシに専用のミニブラックモータ(FK−180SH)、タムテック専用プロポ、バッテリと充電器がそろった本格的なRCセットで、トイラジコンのような組み立て済みではない。とはいえそこはタミヤどの、部品数がそれほど多くなく作りやすさもタムテックのウリだ。とてもよくまとまっているキットだと思う。スペアパーツなども充実していて、ちょっとしたスペースがあればその小ささからは想像もできないスリリングな走りが楽しめるRCシステムなのだ。ワタシがタムテックを手にいれたのは10年ほど前だったと思う。当時やっていた無線仲間の集まりのあとで仲のよい人たちにデモ走行をしたら、またたくまに愛好者が増え、週末ごとにミニレースを繰り返すようになった…。そして、頃を同じくしてタムテック自体が静かなブームとなりタイヤやホイルなどの消耗品が手に入りにくくなった。にもかかわらず、タイヤの種類もひとつだけという貧弱さで、この辺にはもっと力を入れて欲しいと常に思っていたのだが、パーツのラインナップには必要最低限のもの以外には最後まで何も加わらなかった。
消耗が早い割りにはグリップしない純正のタイヤにはずいぶんと泣かされた。操縦の腕が悪かったのもあるのだろうが、そのパワーはあまりにも強力だった。スロットレーシングカーや他のモデルからの流用や、タイヤに限らず「タムテック用」として出されたサードパーティパーツに手を出した人も少なくない。なぜタミヤは走りのグレードアップができるパーツを出さなかったのだろう? 奥の手としてタイヤグリップ剤というものがあるのだが、サーキットを汚すので使いたくない。しかし塗らないと滑るばっかりでレースにならないのだ。そういう難題に取り組み、なるべくオリジナルで対処するためスポンジタイヤにゴムを貼り付けたり、溝を付けてみたり、時間があれば東急ハンズなどでスポンジを買いに行ってみたりしたものだが、なかなか思うようにいかない。ついにはサスペンションも付属のコイルスプリングではなく、ピアノ線を曲げて作ったトーションタイプに変更してみたりといろいろ改造をしては楽しんでいた。
お遊びの部分では、ベンツのボディに載せ換えてみたり、シャーシの底にライターの石を付け、夜な夜な走らせては火花をちらして喜んでいた。ワタシにとってはRC二次ブームであったし、ミニ四駆における微細加工の基礎を育んだと思っている。RCは10分の1が主流だ。たしかに走りもメカニズムもダイナミックだし、破損や消耗する部品なども多く、商売としてのうまみもあろう。しかし、スケールモデルの大御所、タミヤどのだからこそ出来得たタムテックシリーズだと思うだけに、ワタシとしてはロクに改良、進化をすることもなくラインナップから消えてしまったのは実に惜しいことだと思う。小ささゆえの手軽さやサイズ的にミニ四駆に近いので、とても楽しめる。
さてさて、ミニ四駆からRCに繋げてゆこうと思っていたのなら、その有り余るパワーを犠牲にしてでもボーイズレーサーなどというモノを出すのではなく、タムテックを復活させるべきだったと思う。
今ならタミヤどのらしい、タムテックが期待できるはずである。
●タミヤアフターサービスから揃える…
価格は純正車両セットのほぼ倍の7500円ほどになってしまうが…
パーツの在庫がかなり少なくなっているようだ。
もし、注文をしてみようというのであれば、上記の車両セットのアイテム番号を参考にしていただきたい。その際に注意する点… タミヤどののリストアップの仕方に疑問があるのだが、パーツはバラになっているものと、それ自体も含めて袋詰めにされているものが説明図にリストされている。
まぁ、必要なものがダブるのなら許すんだけど。
欠品については定期的にレポートする予定。また、欠品の代用が可能である場合はその情報もなるべく最新のものをアップするように心がけるつもりだ。●まめに探してみる…
タミヤアフターサービスの話ではタムテックフルセット、車両セットの在庫がないが、販売店で眠っているものがあるようだ。さて、いずれにしても「タムテック用のプロポは?」と言えば、タミヤどのからはスティックタイプのタムテック201と、あとからタムテックF−1と同時にラインナップされたホイルトリガータイプの202ホイーラーがあり、互換品がFUTABAのメガテックMCR(タムテックのRCユニット自体はFUTABAのOEM)とかSANWAのコムラスなどが現在も発売されているので、車両本体を見つけたら、あなたも「タムテッカー(笑)」である。
202セットはタミヤのモデラーズギャラリーなどでも投げ売り品として出る事があるらしい。また、某ラジコン専門店では202との組み合わせで他社(トリップメイトやDTM)の24分の1ラジコンカーを販売している。(いつまであるかは保証しない)※あとからわかったこと(98/10/02)
先日のモデラーズギャラリーでタムテック201(6000円)と202(7000円)のセットが箱入りではなく、ブリスタパックで販売されていた。
しかも、タムテックの車両セットまでが販売され、間もなく完売。実際に買ったものを見せてもらった。アフターに電話した時には『在庫はありません』ときっぱり言われたのに… どうやら、タミヤ本社とタミヤアフターサービスでは在庫が別になっているという事らしいのだ。